2016年のトレンドは「ターボ」

2015年はフォルクスワーゲンの排気ガス不正問題で自動車業界には激震が走りました。この問題は大きな訴訟に発展しそうですし、タカタのエアバック問題も深刻ですので、自動車業界にとって2016年は波乱の1年になりそうです。
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そんな自動車業界ですが、最近のトレンドはターボエンジンでです。排気量を小さくしてターボで加給するダウンサイジングエンジンは、フォルクスワーゲンが先駆者ですが、この動きはヨーロッパのメーカにどんどん広がり、今やメルセデスベンツ、BMW、アウディなどはほとんどの車種がこのダウンサイジングターボエンジンです。

トヨタなどもクラウンやレクサスISなどの高級車にこのダウンサイジングエンジンを搭載して、燃費の向上に努めています。

時代はターボエンジン

そしてなんとあのフェラーリもダウンサイジングターボエンジンのモデルをラインナップしました。「488」というモデルで、今までの「458」からモデルチェンジししました。
ターボエンジンは低回転域からトルクが出るのでとても運転しやすいという特徴がありますが、自然吸気エンジンに比べると排気音があまりよくないというデメリットがあります。

またスポーツカーは回転数を上げて音を楽しんで、トルクを絞り出して運転をしむというセオリーがあるため、ターボエンジンは不向きだといわれていました。フェラーリはこうしたデメリットを技術的に解決して「488」を発売しました。

ポルシェもターボエンジンをラインナップ

そして今年はポルシェも代表車種である「911」をターボエンジンに変更します。現行モデルの911は水平対向6気筒、3.8と3.4リッターの自然吸気エンジンでしたが、2016年モデルからはこれを3リッターのターボエンジンに発売して発売します。

このエンジンの変更によって、パワーは同等かそれ以上ですが、燃費は10%以上向上しているといわれています。また今までの自然吸気エンジンと変わらない気持ちいいドライビングが楽しめるといわれています。
また今回のモデルチェンジで、すべてのモデルに可変ダンパーのPASMが標準装備され、ターボやGT3に標準装備されている後輪操舵もオプション設定されます。

そして911の下級モデルである、ボクスターとケイマンは水平対向6気筒エンジンから水平対向4気筒ターボエンジンへと変更されます。ボススター・ケイマンはフロントシートのすぐ後ろにエンジンが搭載されているミドシップ2人乗りのモデルですが、911よりも割安で人気があるモデルです。
この2モデルは上級グレードのボススターSとケイマンSは2.5リッターターボエンジンに、廉価版のボクスターとケイマンは2リッターターボエンジンにそれぞれ変更されるようです。排気量は下がりますが、パワーは同等かそれ以上ですし、エンジンが小さくなる分ボディが軽くなりよりスポーティな車に生まれ変わるといわれています。
ポルシェはそのほかにマカンやカイエンなどもラインナップしていますが、そのほとんどがターボエンジンですので、この変更も自然の流れかもしれません。

いままでターボエンジンとは無縁だったポルシェやフェラーリなども世界の燃費規制が厳しくなり、ターボエンジンを搭載せざるを得ない時代になってきています。
でもやはりスポーツカーは自然吸気エンジンで乗りたいという人はたくさんいて、いままでポルシェに乗り継いできた人の中には、自然吸気エンジンのうちに乗り換える人もたくさんいるといわれています。
国産メーカーは今は自然吸気エンジンの方が多いですが、トヨタなどは今後ターボエンジンを搭載していくようですので、日本もこの流れは加速すると思います。

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